小豆のせらび。日本とパリと。美味しいものと。

5年間のパリ留学を経験し日本へ完全帰国しました。パンとスイーツ、食べる事が大好きな小豆による食べ歩きがメインのブログです◎ パリ、関西の美味しいもの情報、たまにパリ旅行で役立つ情報などゆる~く書いています*

パリの絶品マカロンが食べられるおすすめのパティスリー3つ◎【スイーツ好き必見♡】


フランス生まれの可愛いスイーツ代表といえば!

マカロンをまず思い浮かべる方も多いのではないでしょうか??♡







パリのお菓子というイメージが強いマカロンですが、実はその起源はイタリアと言われています。

ただ、イタリア以外にもマカロンの起源とも呼べるような、ご当地マカロン?マカロンの親戚?のようなお菓子はヨーロッパ各地あり
形や味もさまざまなのですが


今現在、日本でも"マカロン"として広く認識されているのは
パリを中心に広まったマカロン・パリジャン(パリ風マカロン)なのです◎



パリへ旅行に行く際には、そんな現在のマカロンの本場である地で美味しいマカロンが食べたいですよね。

パリで美味しいマカロンが食べられるオススメのパティスリーをまとめてみました!!!



優雅なティータイムのお供に、大切な人へのお土産に、、

パリ旅行の際には、ぜひご参考にしてみてください⋆*✩






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まずここを押さえれば間違いない!マカロン初心者にもおすすめの定番パティスリー



まずご紹介するのは、マカロンというお菓子の存在は知っているけど、ぶっちゃけあんまり食べたことがない。。

という方や、
日本でマカロンを食べたけどパサパサボサボサしててめっちゃ不味かった印象しかない!という方にまず食べて欲しい。


そんな超定番マカロンが有名なパティスリーです!*


Pierre Hermès(ピエール・エルメ)




言わずとも知れた、フランスを代表するパティスリー界の巨匠
ピエール・エルメ





現在のように様々なフレーバーが組み合わされたおしゃれなマカロンを作り出した立役者とも言えるエルメ氏は、自身をマカロン人間と呼ぶほどマカロン作りに情熱を注がれています。




定番のショコラやバニーユ、ピエール・エルメの代名詞とも言えるライチとローズを使ったイスパハンなどはもちろん、
毎月のように期間限定の新しいフレーバーが作られるので、ピエール・エルメのマカロンには100種類以上ものレパートリーがあります。





マカロンというお菓子の印象があまりない、美味しいと思ったことがない、という方はまず絶対に食べてみてほしいお店です!



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Ladurée(ラデュレ)




1862年にパリで創業して以来、優雅なフランスの歴史の一部を作り上げてきた老舗有名パティスリー、ラデュレ

数々の美味しいお菓子はもちろん、宮殿のような店内や可愛いすぎるグッズなども人気の高いお店です。







マカロンに関してもその歴史に大きく関わっており、
イタリアや地方で親しまれていた素朴なメレンゲの焼き菓子だった当初のマカロンを
2つ重ねて間にガナッシュを挟むという提案から現在のマカロン・パリジャンの形を作り上げたのがラデュレなのです。



パリのガイドブックにも必ずと言っても良いほど取り上げられており、シャンゼリゼ大通りにあるお店はいつも観光客で行列が出来ています。





パリにはシャンゼリゼ大通り以外にもマドレーヌ寺院のすぐそば、セーヌ川左岸のカルチェラタン地区にも店舗があり
そちらのに店舗の方が比較的空いているのでおすすめです!



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Sadaharu Aoki(サダハル アオキ)




日本人の青木定治さんが1998年にパリでアトリエを開設、2001年にブティックをオープンし
今ではほぼ全てのフランス人もパリの美味しいパティスリーと認知しているほど超有名店となった、サダハル・アオキ


パリの3大デパートのひとつ、ギャラリー・ラファイエットにも売り場を構え、まさにパリを代表するパティスリーのひとつなのですが
日本ではまだまだフランスほど認知度が高くない印象です。





マカロンをはじめ、青木さんのお菓子は抹茶や柚子など日本の食材をフランス菓子にうまく取り入れていることでも大変注目されており

同じ日本人として、サダハル・アオキを知らないという方も
世界で認められている日本人の味を1度味わっておくことはとても興味深いことではないでしょうか?





マカロンは、そんなサダハル・アオキの看看板商品であり
青木さんご本人がパリで3年間の歳月をかけて美味しいと評価されている全店舗のマカロンを食べ歩きたどり着いた、独自の配合比と製法で作られるこだわりの一品です。


今ではフランス人からも日本人は丁寧で仕事が細かいと高い評価をいただくことが多いですが、そういう嬉しい高評価は青木さんをはじめ世界で認められる努力をされている日本人がたくさんいらっしゃるからなんだなぁと感服させられます。

本場パリでも認められる日本人の仕事を、ぜひ体感してみてください⋆*✩







パリでしか食べられない!日本未進出のパティスリー



定番としてご紹介したパティスリーは、もはやお菓子好きの方の間では有名すぎて
パリのお店ではありますが、実はどこのお店も日本に店舗もあり通販でもマカロンを購入することが可能です。


定番のパティスリーはもうとっくに味見済み!!
せっかくパリに行くのならパリでしか食べられないマカロンが食べたい!!
というお菓子好きな方にこそオススメしたい

日本未進出でパリでしか食べられない美味しいマカロンのお店はこちらです*


Laurent Duchêne(ローラン・ドゥシェーヌ)


フランスの国家より非常に厳しい試験をくぐり抜けた者にだけ与えられるM.O.Fの称号を持つ、ローラン・ドゥシェーヌさんのパティスリー。


M.O.Fは日本語では国家最優秀職人章訳され、日本でいう人間国宝のような存在なのです。


日本人の奥さまである京子さんと共同で経営されていることから、ローラン・京子・ドゥシェーヌとして東京や名古屋で行われているのサロン・ドゥ・ショコラ ジャパンでも2017年から3年連続して出店されています。





日本でサロン・ドゥ・ショコラに出店されたときはショコラやエクレアが出品され、そちらももちろん大きな話題となりましたが、
実は日本ではマカロンはまだ販売されたことはありません。

サロン・ドゥ・ショコラでローラン・ドゥシェーヌさんのショコラを食べたことがある!というお菓子好きの方にも、パリの店舗に並ぶカラフルなマカロンたちはぜひ現地で味わってみてほしい一品です!







ドゥシェーヌさんのマカロンは洗練されつつもどこか懐かしさを感じるような、暖かい素朴さがあります。

キラキラした有名マカロンはもうよく食べている!という方にもおすすめです*


ルノートル



パティスリーとしてはもちろん、料理やお惣菜、調理学校としても世界的に有名な一流ブランドであるルノートル


創始者はフランス菓子をアートのような領域まで高め、フランス菓子界の父と呼ばれるガストン・ルノートルさん。

現在はM.O.Fの称号を授与された優秀な職人がなんと7名も在籍するフランスを代表する美食ブランドなのです。





日本には1度進出したあと、2009年に撤退してしまっていましたが
昨年ついに再上陸し銀座三越に直営店をオープンしました。

サロン・ドゥ・ショコラの会場にも毎年出店されてはいますが、チョコレートや焼き菓子、ケーキ類が主で現在のところ日本の店舗ではマカロンの販売はありません。


ショコラやケーキ類ももちろん美味しいですが、パリでしか食べられないさすが有名店と言えるマカロンも必食です!





(ルノートル公式インスタグラムより)




パリには近郊も含め現在8店舗お店があり、シャンゼリゼ大通りにはパティスリーではなくルノートルのレストランであるPavillon Elysée Café lenôtre(パヴィヨン ・エリゼ・カフェ・ルノートル)も。

お店のすぐそばには高級ブティック通り、グラン・パレやプチ・パレという宮殿を改装した美術館が並ぶ立地のため、外観や内装もさすがの優雅さです。



こちらのレストランでは事前予約でなんとルノートルの一般用お料理教室(パティスリーコースなど様々なコースがあります)が受講出来ます。


高級美食ブランドのため食事やレッスン料などのお値段もさすが超一流(笑)ですが、優雅なパリ旅行に1度味わってみるのはいかがでしょうか?

(ちなみに小豆はこちらのレストランへは一度も行ったことはありません。泣笑)







Nicolas Bernardé(ニコラ・ベルナルデ)

毎年日本のサロン・ドゥ・ショコラに行かれているような、超お菓子好きの方なら聞いたことのあるお店かもしれません。



2011年にパリ近郊のラ・ガレンヌに自身のお店をオープンしたニコラ・ベルナルデさんは、2004年にM.O.Fの称号を取得、2005年には世界一のシェフのひとりにも選ばれた華々しい経歴があります。




(ニコラ・ベルナルデ公式インスタグラムより)



ニコラさんのお菓子は、日本のサロン・ドゥ・ショコラでも絶賛されたマドレーヌや焼き菓子をはじめ、ケーキ、ショコラ、キャラメル、ギモーヴ、アイスや
さらにオリジナルのハーブなどをブレンドしたオリーブオイルやビネガー、お塩など

本当に多岐に渡ります。



たくさんの種類がありつつも、どの商品にもニコラさんの人柄が感じられるほど愛情が込められていて、
日本のサロン・ドゥ・ショコラでも毎回大人気の理由が伺えます。




(ニコラ・ベルナルデ公式インスタグラムより)



こちらのマカロンもまだ日本では一度も販売されたことがないお菓子になるので、お菓子マニアの方はパリに行った際にはぜひ食べるべき!一品なのです。








チョコレート好きに強く勧めたい!!マカロンのイメージが変わるマカロン



小豆のまわりの方からも意外とよく聞くのが
マカロンは食べたことあるけど、なんかパサパサした印象であまり好みじゃなかった、、、
という意見。


そんなマカロンに良い印象がない方ややっぱりチョコレートが大好き!という方にこそ食べて欲しい

マカロンの印象が変わるパリを代表するショコラティエの絶品マカロンはこちらです*


La Maison du Chocolat(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)




フランスではもちろん、世界的に有名なパリの老舗ショコラティエ、ラ・メゾン・デュ・ショコラ


創始者のロベール・ランクス氏は"ガナッシュの魔術師"と称され
それまでクリスマスやイースターのための子供用のお菓子だったチョコレートを生クリームや果物、ナッツのフレーバーと組み合わせることで現在のような美しいボンボンショコラを作り上げ
チョコレートを芸術品のような域まで格を高めた先駆者なのです。





ラ・メゾン・デュ・ショコラはそんな超有名高級チョコレート店のため、もちろんチョコレートはどれも逸品ですが
筆者が本当に感動したこちらのマカロン。


もはやマカロンってこんなお菓子だったのか!?というほど、卵白を使った焼き菓子、ではなく、チョコレートのためのお菓子と言えるものになっています。





マカロンは卵白とアーモンドプードルを主な原料として焼かれた焼き菓子の間に、バタークリームやチョコレートガナッシュ、フルーツジュレなどが挟まれるものが一般的ですが

こちらはさすがショコラティエなだけあって、中身はチョコレートガナッシュ一択。


チョコレート好きにぜひぜひ味わってみてほしいマカロンです!





Jean-Paul Hévin(ジャン・ポール・エヴァン)




ラ・メゾン・デュ・ショコラと並ぶほど、フランスを代表する超有名なショコラティエ、ジャン・ポール・エヴァン

1988年に初店舗をパリ16区にオープンして以来、パリをはじめ日本、台湾、香港、上海などに計20店舗以上のお店を構えています。






1986年にM.O.Fを取得したほか、フランスのショコラ愛好家クラブ“Club des Croqueurs de Chocolat(C.C.C)によって何度もランチング金タブレット(最高評価)に格付けされ、世界中のグルメ雑誌、メディアからも世界一と評される機会も多いエヴァン氏。


実は本場パリにある店舗にはサロン・ド・テと呼ばれるイートインスペースがあるお店はなく、日本のイートインコーナー付きのお店はなかなか東京に行く機会のない筆者にとっても非常に憧れの店舗なのです。





ジャン・ポール・エヴァンさんのマカロンも、今まで美味しいマカロンに出会ったことのない方にはマカロンの概念が変わるほど、チョコレートの印象が強いしっとりとしたなめらかで上品なお菓子です。


ペルー、エクアドル、ブラジル、ヴェネズエラなど
チョコレートの産地別にガナッシュを作りその違いを楽しめる詰め合わせなどもあり

まさにチョコレートを楽しむためのマカロンと言えます*



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優雅なティータイムに。ゆっくりとお茶しながら、お店で味わう絶品マカロン。



せっかくパリに来たからには、テイクアウトだけでなく、ゆっくりと素敵な店内で雰囲気と共に味わう絶品マカロンはいかがでしょう?*


味はもちろん、優雅なパリの雰囲気も味わえる素敵サロン・ド・テを紹介します。


Carette(カレット)





パリの旅行ガイドブックなどにも取り上げられる機会の多い、マダム達やパリジャン御用達の老舗サロン・ド・テ、カレット


パリにはマレ地区のヴォージュ広場と、エッフェル塔の近くにあるトロカデロ広場の2店舗あるのですが、どちらも観光客で賑わう一等地。

その中でも地元のマダム達もこぞって通う、優雅でエレガントな雰囲気が素敵なお店です。





どちらの店舗にもショーケースに宝石のようなケーキ達が並び、それだけでもため息が出るほどですが

カラフルなマカロンプレートは出てくるだけでテンションが上がること間違いなしです。





こちらのお店はケーキ、パン、焼き菓子に加えサンドイッチやサラダ、オニオングラタンスープなどもあり
どれも美味しい上に超ボリュームたっぷりなので

観光途中のランチとデザートにマカロンという利用の仕方でも素敵ですね。




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Mariage Frères(マリアージュ・フレール)




パリの老舗紅茶屋さんとして日本でも人気の高い、マリアージュ・フレール



紅茶好きの人へはもちろん、ちょっとリッチなパリのお土産として定番と言えるほど人気の高い紅茶ですが

実はパリ市内5店舗にあるマリアージュ・フレールの店舗には、マドレーヌ店以外にはサロン・ド・テが併設されていて
紅茶を楽しむためのケーキセットやブランチ、アフタヌーンティーなど、食事やティータイムを楽しむことも出来るのです。





こちらのメニューには実はマカロンはないのですが、筆者が以前伺った時に友達が頼んだ"Berry loyer"というベリー尽くしのプレートにたまたまベリーのマカロンが乗っていたのです、、!




これが本当に美味しくて。

一緒に行った友達も今まで食べたマカロンの中で一番美味しいと大絶賛でした。


ケーキやデザートのプレートは季節ごとで入れ替わったりするようなので、いつどのタイミングで、どのプレートにマカロンが乗っているかは正直カケでしかありませんが、
もし出会えたらとてもラッキー。


そんな超レアなマカロンももちろん、マリアージュ・フレールの紅茶が使われた上品なケーキや焼き菓子たち、そして何より飲みきれない程たっぷりとポットに入れて出してくれる紅茶が本当に美味しいので

優雅なブランチ、ティータイムにとてもおすすめです◎



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本場パリで、可愛くて美味しい絶品マカロンを*


パリ行ったら絶対に食べたい、本場の絶品マカロン


見た目も可愛く、お土産にも最適ですが
物によっては意外と日持ちが2〜3日程度と短いため、特に親しい方や自分へのご褒美にオススメです!


箱入りで詰め合わせになっているものも多いですが、大抵どこのお店でも1個〜バラ売りもしてくれるので
ぜひパリに行かれる際は可愛いくて美味しいマカロンを食べ歩いてみてください♡




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それでは
Bonne soirée!
小豆でした🍀


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