小豆のせらび。日本とパリと。美味しいものと。

5年間のパリ留学を経験し日本へ完全帰国しました。パンとスイーツ、食べる事が大好きな小豆による食べ歩きがメインのブログです◎ パリ、関西の美味しいもの情報、たまにパリ旅行で役立つ情報などゆる~く書いています*

どっしり甘い存在感、ブルターニュ地方のヴィエノワズリーのパン屋さん

Bonjour コマメです :)


パリのど真ん中、観光でも人気でいつもたくさんの若者と観光客で活気のある地区、マレ。

そんなマレ地区に、ブルターニュ地方のヴィエノワズリーを扱うお店があります。


ルゲイ・ショック


変わった名前ですが、
マレ地区が観光の他にゲイが多くて有名な地区だから。

というのは名前の由来には関係ありません。笑
(マレ地区がゲイの方が多い有名な界隈なのは事実だったりします)



このパン屋さんのオーナーさんがルゲイさんという名字なんだそう◎


見た目はすごくポップな感じのお店です。





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ブルターニュ地方のヴィエノワズリーの代表といえば、
クイニーアマン


ブルターニュ地方の名産である有塩バターをタッッップリ使った、

めっちゃ美味しいけど女子的にはカロリー表示絶対見たくないお菓子パンです。笑


私もまずはここのクイニーアマンをお目当てにお店に伺ったのですが

なんとこの日は売り切れ


そんな遅い時間に行ったつもりじゃなかったんやけどなー。。

ツイてない、、!泣


でもまぁそれもせらびと言うことで、(切り替え早)

もう1つこのお店のヴィエノワズリーで気になっていた、
Viennoiserie d'amande
を購入。


このヴィエノワズリー・ダマンドは

クロワッサン生地にアーモンドクリームを挟みラム酒などを利かせたシロップに漬け込み、
お店によってはさらに上下にアーモンドクリームを被せたり、アーモンドスライスをトッピングしたり粉糖で飾ったり。


お店によって多少違いはありますが、クロワッサン生地とアーモンドクリームの組み合わせが美味しいお菓子パン。

もはやパンというより甘ーーいケーキみたいなお菓子です。


フランスのパン屋さんにはどこでも大抵ある定番商品◎

大抵クロワッサン・ダマンドという名前で置かれている方が多いです。


そしてルゲイ・ショックのヴィエノワズリー・ダマンドは

砂糖ーーーーー!


友達に、コレもうパンじゃなくて砂糖だよ、、!!って言われました。笑

もう本当に、砂糖とバターの塊みたいなお菓子です。



でもこんな風に砂糖とバターたっぷりドーーーン。って


間違いなく美味しいんやもん。泣


ハイカロリーな、罪な味。



特にこのルゲイ・ショックのヴィエノワズリー・ダマンドは、今まで食べた中でも1番くらい甘くてどっしりでした。

しかもブルターニュ地方の有塩バターを使っているから、甘いに隠れる絶妙な塩気が美味ししくて
どんどん食べ進めてしまいます。


まさに砂糖とバターどーーーーん。って感じだったにもか関わらず
一個ペロリとたべてしまいました。

恐ろしいお菓子、、!



あまーーーいどっしりとしたお菓子が食べたい気分の時には、ぜひ◎


Legay Choc
20 rue Ste Croix de la Bretonnerie 75004 Paris

営業時間
水曜〜月曜 8:00〜20:00
火曜定休

他パリ市内に2店舗


それでは
Bonne soirée!
小豆でした🍀


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ちょっと小話、フランス語の挨拶のこと。

Bonjour コマメです :)


私がブログを書くときに
いつも最後に書いている
"Bonne soirée"
という挨拶ですが

直訳すると"良い夜を"。


フランスではバイバイまたねー、って言う時に合わせてよく使う表現です。




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Bonne soirée 以外にも、使う時間帯によって色々あって


朝なら
Bonne journée.
「良い1日を。」

英語のHave a nice dayと一緒ですね◎


お昼すぎなら
Bon après-midi.
「良い午後を。」


夕方から夜にかけて、ディナーやアフター5のパーティー(笑)の時間帯には
Bonne soirée.
「良い夜を。」


夜寝る時には
Bonne nuit.
訳すとこれも「良い夜を」なのですが、

nuitの夜のニュアンスはもっと真夜中なので、
日本語的には「おやすみ」になります。


こんな感じで、良い時間を過ごしてね、って、
相手の小さな幸せを願う表現を
日常的に挨拶として使う文化が

小豆は結構好きだなーと思っております*


友達同士はもちろん、
ちょっと寄っただけのお店でも
帰る時Bonne journée !って言ってもらえると、自然に笑顔になれる

そんな挨拶!



フランスの良いなーって思う文化、ウソやん!?って思う文化笑、いろいろありますが

日常的に素敵やなーと思っている
小さな小話でした♩



それでは
Bonne soirée!!
小豆でした🍀


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フィガロ紙でパリNo.1に選ばれた、エクレアが有名なパティスリー。

Bonjour コマメです :)


2015年、フィガロ紙のパリで1番美味しいエクレアに選ばれた

Maison Pradier

その有名なエクレアはもちろん、パンやケーキ、焼き菓子なども扱っていて、
サロン・ド・テでは今年の夏はフルーツたっぷりのスムージーが押し商品のようです。


写真はサンミッシェル店。



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最近はパリでは見た目もまるでジュエリーのような
キラッキラしたエクレアが流行りですが

メゾン・プラディエのエクレアはとても王道シンプルな見た目。


写真はショコラのエクレアと、パッションフルーツのエクレアです。


まずエクレアのシュー生地はしっかりした食感で、濃厚なクリームに負けない存在感。

中にぎっしり詰まったショコラのクリームは、ちょっとビターでコーヒーにむっちゃ合います。
(ちなみに小豆はコーヒーより紅茶派ですが、この日はエクレアに合わせてコーヒー飲みました。笑)



そして私が個人的にちょっとビックリしたのが、
このパッションフルーツのエクレア

中にたっぷり入ったパッションフルーツのクリームが、
甘酸っぱくてむっちゃ爽やか。


夏にすごいピッタリな感じで、
これは予想以上に美味しかったです。



パリ市内にもいくつか店舗がある他、
シャルルドゴール空港にも売り場があるので、
旅行者の方もふらっと買いやすいと思います◎


Maison Pradier(サンラザール本店)
107 - 109 Rue Saint-Lazare
75009 Paris

営業時間
月曜〜土曜 8:00〜19:00
日曜定休

他パリ市内、パリ近郊、空港などにも数店舗


それでは
Bonne soirée!
小豆でした🍀


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まさしく王道クラシカル、パリの超老舗パティスリー。

Bonjour コマメです :)


私はいろんなお菓子の中でも
先鋭的で奇抜なものより、特に定番クラシカルな感じが好みなのですが

そんな小豆にドンピシャな、大大好きなパティスリー。


dalloyau。




1682年、ベルサイユ宮殿の頃に創立された食品会社、パティスリーです。


こちらも有名店なのでパリ市内にいくつか店舗があるのですが、
私が行って驚いたのがリュクサンブール店。

平日の昼間に伺ったとは言え、居たのはフランス人のマダム2人組のみ。。


クラシック音楽が流れる店内で、こんなに優雅なティータイムを過ごして良いのかというくらい、
貴族な時間を過ごしました。笑



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そしてダロワイヨといえば、今ではフランス菓子として定番のチョコレートケーキ、"オペラ"を最初に作ったパティスリーとして
あまりに有名ですが


今回は小豆はあえてオペラではなく
お店の名前がつけられた"ダロワイヨ"をいただきましました。

手前に乗ってるのは味見したくて追加したピスタチオのマカロン


"ダロワイヨ"は、プラリネと呼ばれるヘーゼルナッツのクリームとキャラメリゼされた砕いたアーモンドで作られた
超超ナッツ尽くしのケーキでした。

本当にナッツの味が濃厚で、クリームのケーキの中央にはさらにキャラメリゼされたアーモンドダイスが詰まっています。


すんごく濃厚でどっしりとしているのに、
重くなくていくつも欲しくなってしまうような

病みつきになる美味しさ。



そして一緒に行ってた友達が1番有名な定番オペラをチョイスしていたので
ひと口味見させてもらったのですが


もうこれは間違いなく有名になるわけや、、って思いました。

どっしりとしているのに甘いだけじゃなく、
すごく上品で
スポンジやクリーム、ショコラのそれぞれの層の食感、存在感が秀逸すぎる。。


さすがオペラ発祥のお店、
脱帽でした。



店内でいただけるメニューにはお菓子の他、
前菜にお魚料理、お肉もあるので

ご飯として利用するにもとても贅沢な空間だと思います◎


Dalloyau(リュクサンブール店)
2 Place Edmond Rostand
75006 Paris

営業時間
毎日 9:00〜20:00


それでは
Bonne soirée!
小豆でした🍀


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パン屋激戦区にある、可愛らしいブーランジェリー・カフェ。

Bonjour コマメです :)


パリの観光地としても人気なサクレクール寺院のある、モンマルトルの丘。


ムーランルージュなどもあって活気溢れる界隈ですが

実はモンマルトルの丘周辺は
バゲットコンクールで受賞歴を誇るお店がたくさんひしめく、パン屋さん激戦区だったりします。


以前

一目惚れ必至、芸術品なクロワッサン。 - 小豆のせらび。 パリ在住パンとスイーツまにあの食べ歩き記。

でご紹介したゴントランシェリエも

この地区にあります◎


少し歩けば有名なパン屋さんにいくつも出会える、(小豆にとってそんな夢のような笑)素敵な界隈ですが、
そんな中にある

名前からしてジブリっぽい雰囲気漂う
可愛らしいパン屋さん。


coquelicot

赤いテラス席用のテント屋根が目印。


こちらはパン屋さんですが、キッシュやサンドイッチ、サラダなど軽食メニューも揃っていて

店内やお店の前のテラス席でご飯を食べるお客さんで賑わっています*


ショーケースにもズラリと並ぶキッシュやクロックムッシュも魅力的でしたが

まずは定番バゲットを購入しました♩




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コクリコにはバゲットも数種類あって、どれも美味しそうでしたが
まずはお店の名前がつけれた

La coquelicot
をチョイス。


やっぱりお店の名前がつけられている商品って、
そのお店にとっての自信とこだわりの表れだと思うので

まずはそこの定番を押さえておきたくなります、、!



こちらが購入したLa coquelicot。

袋が可愛いぃぃ。惚


ちょっとマリメ⚪︎コみたいやなーと思いつつ(伏せ字下手か)

歩きながらさっそくパクり。笑


皮はすごくしっかりしていてパリッッパリ、
中身はしっとりもっちりで、小麦の香りがすんごい広がります。

今まで食べたバゲットの中でもかなり好み。。♡


こちらのお店はバゲットコンクールなどで賞を取っているわけではありませんが、
さすがパン屋さん激戦区のこの地区で人気を保持している理由がわかります。



この日は購入しませんでしたが、La Reineというフランス語で"女王"と名付けられたバゲットや、
コーンミールで作られたパンなど、
むっちゃ気になったパンはたくさんあったので

今度はテラス席で優雅に美味しいパンとカフェを楽しもうかなーと


楽しい妄想しております。笑



今日ご紹介したお店はこちら*


coquelicot
24 rue des abesses
75018 Paris

営業時間
火曜〜日曜 7:30〜20:00
月曜定休


それでは
Bonne soirée!
小豆でした🍀


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パリの"カワイイ"代表、女子に大人気パティスリー。

Bonjour コマメです :)


可愛いもの大好きな女の子にとっては
キラキラしたお菓子が並ぶパティスリーはそれだけでテンションあがるものだと思いますが

たくさんあるパティスリーの中でも
イチバン可愛いと言っても過言ではないお店が、


こちら。


Ladurée

ここはもう説明不要なくらい日本でも有名ですね。

どのガイドブック見てもまず載ってるくらいなんじゃないかと思います。



ラデュレはとにかく、
ひたすらカワイイ


お菓子たちはもちろん、
お店の見た目も、店内の装飾、イスも机も食器も、何でもとりあえず可愛い。

まさにイマドキ女子の大好物詰め込んだお店ってこんな感じやと思います。




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パリでももちろん有名なパティスリーですが
やっぱり観光客、とくに日本含むアジア人に大人気のようで

パリにある店舗の中で1番大きなシャンゼリゼ通り店は
上の写真の通り、観光シーズンにはいつも観光客で大行列です。


小豆も何回か行ったことがありますが、
常にワイワイガヤガヤ、まぁ観光っぽくて楽しいけどゆっくり落ち着いた雰囲気ではないので笑、


ゆっくり落ち着いた雰囲気の中で優雅に楽しみたい方に私がオススメなのは

マドレーヌ寺院近くにあるロワイヤル店。


シャンゼリゼ通り店ほど大きくはありませんが、一応こちらが本店です。


日曜日のおやつ時に伺ったのですが、
二階のフロアは2、3組フランス人のお客さんが居ただけでした。




ラデュレでは、
まずマカロンが有名かと思いますが、私のオススメは断然これ。


フレンチトースト



むっちゃ美味しいんです、ラデュレのフレンチトースト。


ちなみにフランス語ではpain perdu。
パン・ペルデュと読みます◎


味は2種類あって、プレーンと、写真の
バラとフランボワーズのフレンチトースト

バラフランボワーズって、
なんとまた女子が好きそうな味。笑


トロットロふわふわのフレンチトーストに、
バラのムースとフランボワーズのソースをかけていただきます。


バラのムースは、思ったほどバラの風味は強くなく、ほのかに香る感じ。

フランボワーズのソースは、すごく濃厚でしっかり甘いので、
ムースとソースを両方かけていただくのが1番オススメ*


フレンチトースト自体は甘すぎずフワッフワな食感が癖になる感じですが、
やっぱりパンなので結構しっかりお腹いっぱいになります。笑


結構しっかりおやつ食べたい時とか、朝食代わりにピッタリだと思います♡



Ladurée(ロワイヤル本店)
16 rue Royale
75008 Paris

営業時間
月〜土曜 8:00〜20:00
日曜 9:00〜19:00

他パリ市内に3店舗あります



それでは
Bonne soirée!
小豆でした🍀


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ブログタイトル、"せらび"について。

Bonjour コマメです :)


今日はちょっとだけグルメじゃないお話を。◎



このブログのタイトルに使っている、"せらび"。


フランス語で、

C'est la vie.

と書きます。


日本語に直訳すると
それが人生」。



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人生とかいうとなんか大げさな雰囲気がしますが
フランスでは日常的によく使われる表現の1つで


例えば何か上手くいかない事があった時、
ツイてないなーっていう時、
今日なんかいろいろ運悪いなーっていう時、

まぁ人生そんなもんだよしょうがないHa ha!

っていう感じで使います。


適当というか細かいことは気にしない、
超フランスらしいポジティブな表現。笑


もちろん日本同様フランス人の中にもいろんな方がいるので、
すごく細かい事まで気にされる方やキッチリした性格の人も全然普通にいらっしゃいますが


例えば平気で約束に遅刻したり
自分の都合でガンガン他人を振り回したりする人を

フランス人ですら
あの人は超フランス人だからね!!って言ってたりします。


そういう適当さをフランス人らしいと自ら言うくらい、
それがフランス人の国民性やって理解してるんや、、って

普通に笑えました。笑



フランスに来て思いますが
日本人はやっぱり平均的にみてもキッチリ真面目やなーと思うので

それが日本の国民性、

フランスの適当でポジティブでけっこう自分勝手な感じが

フランスの国民性。


もちろんどっちも良いところも悪いところあると思いますが

私はフランスのなんでもすぐ
C'est la vie だね!って笑って流しちゃえるような

ゆる〜い適当ポジティブさは
わりと好きです٩( 'ω' )و



もちろんたまに

適当すぎて
それc'est la vie で終わらしたらあかんやろー!!って思うようなことも
多々ありますが。笑



息がつまるくらい
自分を追い詰めて頑張ってしまう方とかは

たまにはせらびで。

良いんじゃないでしょうか。笑



それでは

Bonne soirée !
小豆でした🍀


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